棒ノ折山(ぼうのおれやま)は東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県飯能市の境にある標高969mの山で、奥多摩と奥武蔵の山域の境にある。棒ノ折嶺、棒ノ峰、棒ノ嶺ともいう。坊の尾根、坊主の尾根ともいった。山頂は公園、ちょっとしたグラウンドのような広場となっている。昔は茅(茅葺き屋根の材料)の原であった。
岩茸石山山頂から見る棒ノ折山 | 大きな地図で見る |
歩行距離 | 12.9km |
所要時間 | 6時間50分 |
累積標高差 | (+) 1018m (-) 1117m |
コース | 清東橋バス停09:50 → 奥茶屋10:05 → 棒ノ折山11:35 → ゴンジリ峠12:50 → 黒山13:10 → 岩茸石山14:55 → 高水山15:25 → 軍畑駅(いくさばた) |
いつもの通り会社の先輩と、それから山登り愛好者を増やそうということで会社の他部の若者2名を誘い、総勢4名で奥多摩の棒ノ折山に登ることにする。棒ノ折山登頂は今回で2度目だ。前回は、埼玉県の上成木から登り岩茸石山経由で御嶽駅におりた。今回はコースを変え、上日向(かみひなた)の奥の清東橋から登ることにする。山頂までは1時間30分で登ることができ、あとはアップダウンの稜線歩きになる。
青梅線、川井駅で下車、駅の近くの橋の前でバスに乗り換え清東橋バス停で下車し09:50から歩き出す。周りは一面の雪景色である。10cmぐらいの積雪があるだろうか。雪は春の嵐がもたらしたものだろう。いつもは、先輩と二人だが今回は若者2人も一緒なので、とても賑やかで活気がある。若者は元気がいいのでよくはしゃぐ。ワサビ田の道を過ぎる。そしてふと思う。東京に来てすでに8年、西日本と違う少し塩辛目の醤油の味にも慣れた。西日本はうんどんが美味しいが、東京はそばが美味しいと思う。濃い醤油のそば汁にわさびを擦って入れる。ソバを食べたあとはそば汁を飲む。あ〜!たまりません・・・。奥多摩は水がきれいなのだろう、ワサビ田をよく見る。
杉林の急登を登り、大きな岩の間を通りすぎ、11:35棒ノ折山山頂(969m)に達する。山頂は、野球が出来そうなくらい広い。山頂も一面の雪景色で15cmの積雪があるだろうか。山頂からは北側の秩父の展望が開ける。昼飯は、キムチラーメンとおむすびを食べる。あ〜美味しのう!記念撮影のあと下山開始。雪に轍を下っいく。自分の登山靴は、浅い運動靴のようなタイプなので靴の中は、濡れてびしょびしょだ。滑らないように一歩々々慎重に歩く。12:50ゴンジリ峠を通過、13:10黒山に達する。右手には、奥多摩三山である、大岳山、御前山、三頭山が見える。アップダウンをくり返し最後の登りに息切れをして、14:55岩茸石山山頂に達する。山頂にあるベンチに座りしばらく小休止、先輩と若者二人は、岩茸石山山頂から棒ノ折山、黒山と歩いてきた稜線の景色に見とれている。やはりこの景色は印象に残る。岩茸石山から左方向の高水山に向かう。15:25高水山、常福院を過ぎる。急坂を下り、舗装道の林道に出る。16:40ゴールである軍畑駅へ無事到着。いつもならこのあと居酒屋で反省会というところだが、時間の関係で今回は中止、電車に乗り帰宅の途につく。皆さん、お疲れ様でした。
川井駅からバスに乗り・・。 |
清東橋バス停で下車して歩き出す。 |
舗装道を進み・・・ |
登山口に入る。 |
雪道を歩く。 |
・・・ |
棒ノ折山(969m)に到着する。 棒ノ折山から黒山の方向へ向かう。稜線は深い積雪。 |
登山靴に雪が入る。 |
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日の出山(左・902m)と大岳山(右・1266.5m) 大岳山(左・1266.5m)と御前山(左・1405m) |
岩茸石山山頂 |
岩茸石山山頂 |
岩茸石山山頂から棒ノ折山方向を見る。 岩茸石山山頂から高水山(759m)を見る。 |
高水山からすぐ先にある常福院不動堂 |
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